リニア中央新幹線に対する静岡県知事の反対運動は、日本全国で注目を集めています。
この記事では、
川勝平太静岡県知事がなぜリニア建設に反対するのか、
その真相をわかりやすく解説します。
目次
川勝知事のリニア問題をわかりやすく解説
初期の反対理由:大井川の水理権問題
- 知事の立場:川勝平太静岡県知事は、リニア中央新幹線建設に反対。
- 環境懸念の声:リニア建設に伴う大井川上流のトンネル工事が水理権に影響を及ぼす可能性があるため。
- 水量減少の危機:工事が大井川の水量を減らす可能性に強い懸念。
水理権問題の深化
- 歴史的背景:過去にも水理権問題が様々な影響を残してきた。
- 工事期間の懸念:10ヶ月間の工事で水流が変わることへの反対。
- 工事完了後の影響:工事が終了したら元の状態に戻るか不明確。
決着方向への動き
- 昨年12月の動向:問題が決着に向かい始める。
- 東京電力との交渉:大井川水量の問題を解決するため、JR東海が東京電力と交渉。
- 水発電ダムの役割:大井川からの水が田代ダムに流れることへの協議。
ここでやっと決着が着くと思ったが….
新たな反対理由の提示
- 自然保護問題の提起:大井川問題が解決に向かうと、自然保護の問題が新たに提起される。
- 南アルプスの問題:リニア建設が南アルプスの自然に影響を及ぼす懸念。
- ゴールポストの移動:川勝知事が反対の理由を変更、新たな問題提起で対応。
川勝知事の環境省訪問の経緯
- 2023年12月4日: 川勝知事が突然、環境省への文書提出を決定。
「リニア中央新幹線事業における、南アルプスの自然環境保全について」という文書 - 12月5日に訪問予定: 静岡県の東京事務所にて早急のアポイントメントを取ろうとするが、
環境大臣のスケジュールが詰まっている。
これに対して川勝知事は、
突然の訪問と政治的動き
- 大岡議員の介入: 川勝知事は滋賀県選出の国会議員で自民党の滋賀県連会長である大岡議員に連絡。
- アポイントメントの要請: 大岡議員に、環境省訪問のアポイントメントを取ってほしいと要請。
文書提出の目的
- 環境問題への取り組み要求: 提出する文書はリニア中央新幹線の環境問題についてのもの。
- JR東海への指導要請: 環境省にJR東海への環境への配慮と指導を求める内容。
つまりリニア問題に再びブレーキをかける狙い
大岡議員との関連性
- 大岡議員の経歴: 元スズキ自動車の社員で、
その後浜松市議会議員、静岡県議会議員を経て、滋賀県から国会議員に。 - 静岡県との関連: 静岡県内の様々な意向が反映された可能性がある。
政治資金収支報告書の分析:鈴木株式会社と政治の関連
報告書の内容
- 収支報告書の日付: 令和3年5月31日、令和2年度の収支報告書。
- 寄付の受け手: 鈴木株式会社から150万円の寄付が記録されている。
- 関連企業の寄付: 他3つの企業も寄付。鈴木自動車の関連企業で、密接な関係にある。
続年の報告書分析
- 翌年の報告書: 次年度も同様の寄付が見られる。
- 滋賀県軽自動車協会の関与: 滋賀県軽自動車協会もスズキに影響力があることが示唆されている。
寄付の影響力
- 鈴木協力共同組合: 73社から構成される鈴木の関連組織が、政治資金の動きに関与。
- 静岡県の企業による寄付: 静岡県の企業がなぜ滋賀県の国会議員に寄付をするのかが問題点。
- 選挙と得票率の関係: 地元の自治体ごとの得票率に基づいて、寄付の影響が考慮されている。
静岡県全体のスズキ関連企業が選挙毎に動き票の取りまとめをしている。
その地元地区の市町村別の得票数が悪いと業績的圧力も。
大岡議員の関与
- 大岡議員の支持基盤: これらの報告により、大岡議員が鈴木株式会社の全面的な支援を受けていることが示唆されている。
リニア問題の真相:わかりやすく解説
鈴木修元会長のポジションと影響力
- 鈴木修元会長: 現相談役で、静岡県の政界で大きな影響力を持つ人物。
- テレビ出演: 頻繁にメディアに登場し、その影響力は広く知られている。
地方政界における役割
- 選挙への影響: 静岡県の選挙、特に政令指定都市である浜松市長選挙に影響を与える。
- 選挙出馬の可否: 鈴木治元会長の了解がなければ、候補者は選挙に出馬すらできない状況。
代表的な影響の例
- 浜松市長選挙: 前浜松市長の鈴木康友さんは、鈴木修元会長の意向で3回目の出馬を断念。
川勝知事との関連
- 川勝知事の誕生: 鈴木修元会長が川勝知事の誕生に関与しているとされる。
- リニア建設反対の背景: 川勝知事のリニア中央新幹線建設に対する反対は、
鈴木修元会長の影響を受けている可能性がある。
大岡議員の動き
- 大岡議員の関与: 鈴木修元会長と関係のある大岡議員が、
リニア建設反対運動に動くことが、
鈴木治元会長の意向を反映している可能性がある。
中部財界とリニア建設:影響力の分析
中部財界とリニア建設
- JR東海の故葛西元会長: リニア中央新幹線を押し進めた重要なプロジェクト。
- 鈴木修元会長との対立: 主導権争いで葛西元会長と対立し、昔から犬猿の仲だった。
メディア報道への影響
- 鈴木株式会社の影響: 大スポンサーであるsuzukiが裏で動いているとされ、
メディアの報道に影響を与えている可能性がある。
政治的影響と外国勢力の関与
- 政治的な働き: 川勝知事は親中派との噂も。
- 中国との関係: リニア建設が遅れることで、中国の商業運行が日本に先行する可能性がある。
つまり中国のリニアを先行させたい派の働きも。
静岡県の川勝平太知事、中国を愛し過ぎて日本のリニア開発を邪魔している問題
一部の県民の反対理由
- 静岡県に駅がない問題: 静岡県にリニアの駅が設置されていないことが地元の不満を引き起こしている可能性も。
- 新幹線駅の多さ: 静岡県は新幹線の駅が多いため、一部からはリニアの駅設置を求める声がある。
今後のリニア開通
- 2035年の開業予定: 当初の2027年から遅れて、東京から大阪までの開業予定。
参考資料:【リニアの妨害】静岡県の川勝知事がなぜ反対するのか須田慎一郎さんが詳細を教えてくれました(虎ノ門ニュース切り抜き)
リニア問題の真相:わかりやすく解説:まとめ
- 川勝平太静岡県知事はリニア中央新幹線建設に反対
- 反対の主な理由は大井川の水理権問題
- 2023年12月の決着方向に動く
- JR東海と東京電力の間での大井川水量問題の交渉
- 大井川問題解決後、自然保護問題が新たに提起
- リニア建設が南アルプスの自然に影響を与える懸念
- 川勝知事が反対理由を環境保全に変更
- 川勝知事が2023年12月4日に環境省訪問を決定
- 環境問題への取り組み要求とJR東海への指導要請
- 鈴木株式会社からの大岡議員への150万円寄付
- 大岡議員が鈴木治元会長との関係を持つ
- 鈴木修元会長の静岡県政界における影響力
- 鈴木修元会長がリニア建設反対に影響を与える可能性
- JR東海の葛西元会長と鈴木修元会長の対立
- 静岡県内の新幹線駅の多さとリニア駅設置問題
- 2035年のリニア開業予定とその遅延
- 川勝知事の反対がリニア建設にブレーキをかける狙い